Firefox 18.0
Version 18.0:
- IonMonkey コンパイラによって JavaScript が更に高速化されます。
- Mac OS X 10.7 以降で Retina ディスプレイをサポートします。
- WebRTC の初期的サポート。
- HTML の拡大アルゴリズムを改良し、画像の表示品質を向上しました。
- タブ切り替え時のパフォーマンスを改善しました。
- 新しい DOM プロパティ window.devicePixelRatio をサポートしました。
- 署名付拡張機能の証明書の扱いを改善し、起動時間を短縮しました
- W3C の Touch イベントを実装しました。従来の MozTouch イベントは廃止されます。
- HTTPS ページで安全でないコンテンツの読み込みを無効化しました。(Bug 62178)
- プロキシを利用しているユーザ環境での応答性を向上しました。(Bug 769764)
以下のセキュリティ上の問題も修正
- 誤発行された TURKTRUST 証明書
- JavaScript Proxy オブジェクトにおける解放後使用
- Vibrate における解放後使用
- ListenerManager における解放後使用
- serializeToStream における解放後使用
- プラグインオブジェクトを通じた特権昇格
- プロトタイプの変更を通じた Chrome Object Wrapper (COW) の回避
- SVG を含む XBL バインディングを用いた XBL におけるメモリ破壊
- JavaScript 文字列連結におけるバッファオーバーフロー
- アドレス空間配置が XBL オブジェクト内にリークされる
- プラグインハンドラにおけるイベント操作が同一生成元ポリシーを回避する
- クイックスタブが返す値とコンパートメントの不一致
- AutoWrapperChanger がガベージコレクション中にオブジェクトの保持に失敗する
- スレッド上での SSL 処理に起因するクラッシュ
- タッチイベントがインラインフレーム間で共有される
- 多数の列と列グループを含むテーブルの表示によって生じる解放後使用
- ページ読み込み中のロケーションバー URL 偽装
- Canvas におけるバッファオーバーフロー
- Address Sanitizer を使って発見された解放後使用とバッファオーバーフローの問題
- 様々なメモリ安全性の問題 (rv:18.0/ rv:10.0.12 / rv:17.0.2)
- Firefox インストーラの DLL ハイジャック